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JNLA登録の取得と維持のための手引き JNLA公表・公開文書 | 適合性認定 | 製品評価技術基盤機構

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(1)

JNRP22-20

JNLA 公表用文書

JNLA 登録の取得と維持のための手引き

(第 20 版)

平成 28 年 9 月 29 日

独立行政法人製品評価技術基盤機構

認定センター

(2)

目 次

0. はじめに ... 3

第 1 部 試験事業者の登録(登録の更新)申請手続き ... 4

1. 登録(登録の更新)申請手続き ... 4

1.1 申請に必要な書類 ... 4

1.2 申請手数料等について ... 6

1.3 登録(登録の更新)申請書の記入要領(様式1) ... 9

1.4 登録(登録の更新)申請書以外の書類の記入・作成要領 ... 14

1.5 登録(登録の更新)申請に対する登録(登録の更新)プロセス ... 23

1.6 登録(登録の更新)申請中の変更について(申請書訂正願)(様式 15) ... 27

2.登録内容等変更の手続き(様式 16) ... 28

2.1 届出に必要な書類 ... 28

2.2 登録内容等変更届出書の記入要領 ... 28

2.3 既に登録を受けた試験方法の区分内で登録範囲を拡大する場合 ... 28

2.4 試験所を移転する場合 ... 29

2.5 試験室の改修、試験設備の変更等の場合 ... 29

3.登録試験事業の承継の手続き ... 30

3.1 承継に必要な届出書類 ... 30

3.2 事業承継届出書の記入・作成要領 ... 30

3.3 JNLA 登録の一般要求事項の誓約について(様式 3B) ... 31

4. 登録試験事業の廃止の届出の手続き ... 32

4.1 登録試験事業の廃止の届出に必要な書類 ... 32

4.2 事業廃止届出書の記入要領 ... 32

第 2 部 認定国際基準に対応する事業者に対する手続き ... 33

1. 国際 MRA 対応認定事業者の申込み(様式 19) ... 33

1.1 認定国際基準対応サービス申込書の記入要領 ... 33

1.2 認定国際基準対応サービスの解約(様式 21) ... 33

2. 定期検査等の申込み手続き(様式 20) ... 35

2.1 定期検査申込書の記入要領 ... 35

2.2 定期検査手数料... 36

2.3 技能試験の申込みと技能試験参加計画の作成 ... 36

附則 ... 36

様式集... 38

別紙 1 申請手数料(国内の試験事業者の場合) ... 62

別紙 2 登録免許税の納付方法 ... 63

別紙 3 変更内容の例 ... 65

(3)

0. はじめに

この手引きは、工業標準化法に基づく試験事業者登録制度(以下「JNLA」という。)に基づき、試 験事業者が JNLA 登録の取得と維持に必要な手続きの詳細について説明したものです。

JNLA の登録(登録の更新)申請手続きは、次の法令等の規定に基づいています。

◎工業標準化法(昭和 24 年法律 185 号。以下「法」という。)

◎工業標準化法に基づく登録申請手数料の額等を定める政令(昭和 24 年政令第 408 号。以 下「手数料令」という。)

◎工業標準化法に基づく登録試験事業者等に関する省令(平成 9 年通商産業省・厚生省・運 輸省令第 4 号。以下「省令」という。)

◎ ISO/IEC 17011:2004(Conformity assessment - General requirements for accreditaion bodies accrediting conformity assessment bodies)(JIS Q 17011:2005 適合性評価-適合 性評価機関の認定を行う機関に対する一般要求事項)

登録の基準

試験事業者の登録(登録の更新)申請に対して、国際的な試験所に関する基準である ISO/IEC 17025 の全ての項目について審査が行われ、審査の結果、基準に適合するときは試験事業者の 登録が行われます。

なお、この試験事業者の登録は、事業者からの任意の申請を受けて行われるものです。

この文書及び JNLA についての問い合わせ先及び申請窓口は、次のとおりです。 問い合わせ先

及び申請窓口 所在地 電話及び FAX 番号

認定センター 製品認定課

(JNLA チーム)

〒151-0066

東京都渋谷区西原 2-49-10

電話 03-3481-1939 FAX 03-3481-1937

中部認定事務所

〒460-0001

愛知県名古屋市中区三の丸 2-5-1 名古屋合同庁舎第 2 号館

電話 052-951-1932 FAX 052-951-3902

近畿認定事務所

〒559-0034

大阪府大阪市住之江区南港北 1-22-16

電話 06-6612-2070 FAX 06-6612-1617

独立行政法人製品評価技術基盤機構 認定センター e-mail jnla@nite.go.jp

ホームページ http://www.nite.go.jp/iajapan/jnla/ 参考:JNLA に関する経済産業省のお問い合わせ先

経済産業省 産業技術環境局 基準認証ユニット

(4)

第 1 部 試験事業者の登録(登録の更新)申請手続き 1. 登録(登録の更新)申請手続き

JNLA は、登録を希望する試験事業者からの任意の登録申請に基づき登録される制度であり、 申請は試験事業者ごとですが、登録の単位は試験証明書を発行する試験所ごとになります。

1.1 申請に必要な書類

申請に当たっては、次表の書類について正本 1 組、写し 2 組をご提出いただき、手数料令で定 める申請手数料を納入していただくことになります。なお、登録の更新申請又は追加申請に当たっ ては、次表の書類の提出が必要(登録の更新申請の場合は、次表の 2 号のイの事項を除く。)です が、既に提出されている書類の内容に変更がないときは、申請書の「別紙書類一覧」の欄の該当 する文字を二重線で削除し、その旨を記載して、当該書類の添付を省略することができます。

また、別途公表している「ISO/IEC 17025 確認用チェックリスト」(ASG103)を申請時に提出(任意) していただくことにより、申請後の審査をスムーズに進めることが可能です。

(5)

登録試験事業者等に関する省令第 2 条第 1 項 参照

申 請 時 事 前 チ ェ ッ ク 欄 項番号 規定項目(申請に必要な書類)

登録(登録の更新)申請書 9 □ 登録(登録の更新)申請書(様式1、様式2) 1 登記事項証明書又はこれに準ずるもの 14 □ 登記事項証明書又はこれに準ずるもの 2 のイ 製品試験の事業の概要及び業務の実績 14 □ 製品試験の事業の概要を示す書類(パンフ

レット等でもよい)

□ 製品試験の業務の実績(過去 1 年間の実 績)(様式4)

2 のロ 製品試験の事業以外の事業を行ってい る場合は、当該事業の種類及び概要並 びに全体の組織に関する事項

14 □ 製品試験事業以外の事業の種類及び概要 を示す書類(パンフレット等でもよい)

□ 試験所の組織的位置付けを含む全体の組 織図(様式5)

2 のハ 製品試験の事業に用いる器具、機械又 は装置の数、性能、所在の場所及びそ の所有又は借入の別

14 □ 試験に用いる器具、機械、装置類の一覧

(様式6)

2 のニ 製品試験の事業を行う施設の概要 16 □ 試験所の配置図(様式7)

□ 試験室等の機器の配置図(様式8) 2 のホ 製品試験の事業を行う組織に関する事

18 □ 試験所の組織図(様式9)

□ 主要職員名簿(様式10) 2 のヘ 製品試験の事業の実施の方法に関す

る事項

20 □ 登録を受けようとする試験方法の区分を示 す書類(登録(登録の更新)申請書の別紙

(様式2)を用いる場合は省略可)

□ 品質文書一覧(様式11)

□ 品質マニュアル及び試験手順書(該当する 場合不確かさの見積手順書、不確かさ評価 の結果を含む)

□ 登録後に発行する標章を付す試験証明書 の様式の案

2 のト 製品試験の事業に従事する者の氏名 及び当該者が製品試験の事業又はこ れに類似する事業に従事した経験を有 する場合は、その実績

21 □ 試験従事者の氏名及び経験(様式12)

その他必要な書類

JNLA 登録の一般要求事項の誓約について 21 □ JNLA 登録の一般要求事項の誓約について

(様式3A)

申請案件に関する担当者及びその連絡先等 21 □ 担当者・連絡先(様式13) 登録免許税納付届

(登録免許税納付領収書等)

22 □ 登録免許税の納付を証明する書類(様式1 4)

技能試験に関する書類 22 □ 技能試験の結果を示す書類又はその写し

(技能試験に参加した場合)

□ 技能試験参加計画(代替手法による実施を 含む)

注)1. 申請書類が不足している場合など要件を満たさない申請については、補正を行っていただきます。 また、登録(登録の更新)申請書提出後に申請内容に変更が生じた場合には、登録(登録の更新) 申請書訂正願を提出していただくことになります。

2. 登録の有効期間は、政令により 4 年と規定されています。登録の更新については後述します。

(6)

1.2 申請手数料等について

申請手数料は次表のとおりです。申請受理後、後日製品評価技術基盤機構(以下「機構」とい う。)の財務会計部門から請求書が送付されますので、指定期日までに指定口座に振込みをお願 いいたします(収入印紙、現金等での支払いはできません)。

いったん受理した申請に係る手数料については、原則として返金できませんので御注意ください。 ただし、やむを得ない事情があると機構が認めた場合には、既に納付された申請手数料を上限と して、その一部又は全部を返金することがあります。

なお、電子申請による受付は行っておりません。また、JNLA 登録を受けようとする試験所が、国 際標準化機構及び国際電気標準会議が定めた試験所に関する基準又はこれに類するものを基準 とする他法令に定める登録又は認定を同一のマネジメントシステム、同一マニュアルで受けている 場合には JNLA 登録申請手数料の減額措置が受けられます(別紙 1 参照)。詳しくは機構の認定 センター(以下「IAJapan」という。)までお問い合わせください。

(1) 登録申請手数料

(国内の試験事業者の場合:手数料早見表参照) 申請手数料 = 210,200 円 +(63,200 円×区分数)

(外国の試験事業者の場合)

申請手数料 = 210,400 円 +(47,500 円×区分数)

+ 審査員の旅費 2 人分(機構の旅費支給規程による)

備考:既に登録を受けている試験所が、区分を追加申請する場合は、上記の 210,200 円(外国 の試験事業者の場合は 210,400 円)は免除されます。

ただし、同一の試験所が登録申請手数料を支払った後であっても、まだ登録されていない 場合は適用されません。

申請手数料早見表(国内、登録申請の場合:平成 22 年 11 月 25 日現在) 区 分 数 申 請 料 金 区 分 数 申 請 料 金

1 273,400 円 6 589,400 円

2 336,600 円 7 652,600 円

3 399,800 円 8 715,800 円

4 463,000 円 9 779,000 円

5 526,200 円 10 842,200 円 国内の試験事業者の場合の登録申請手数料は別紙 1 のとおりです。

(2) 登録更新申請手数料

登録の有効期間は、政令により登録年月日から 4 年と規定されています。更新の手続きは、現 に受けている登録の有効期間が満了する日の 5 か月前までに、所定の更新申請書に必要な書類 を添えて更新申請をする必要があります。登録の有効期間が満了する日の 5 か月前までに登録 の更新申請書が提出されなかった場合には、新規の登録申請として取り扱われ、手数料は新規申 請と同じ金額となり、また、登録免許税の納付が必要となります。登録作業の実施状況によっては 登録が満了する日を越え、登録の継続性が失われる事態になることもあり得ます。登録更新申請 書は登録の有効期限が満了する 5 か月前までに必着ですので御注意ください。

(7)

なお、登録の更新に際し、既に提出している添付書類の内容に変更がないときは、その旨を申 請書に記載して、当該書類の添付を省略することができます。

また、初回登録後に区分追加されている試験事業者の場合、登録申請(区分)ごとに異なった登 録年月日となっていますが、初回に登録された区分の更新に合わせて、追加された区分も同時に まとめて更新することができます。この場合、すべての区分の登録更新年月日は同一の日付となり、 区分ごとの登録年月日の管理等が容易になりますので、まとめて更新することをご検討ください。

(国内の試験事業者(登録試験事業者)の場合)

更新申請手数料 = 177,100 円 +(52,000 円×区分数)

(外国の試験事業者(登録外国試験事業者)の場合) 更新申請手数料 = 177,300 円 +(36,300 円×区分数)

+ 審査員の旅費 2 人分(機構の旅費支給規程による) 備考:初回登録区分の更新を受けた試験所が、初回登録後に追加した区分の更新申請をする

場合は、上記の 177,100 円(外国の試験事業者の場合は 177,300 円)は免除されます。 申請手数料早見表(国内、登録更新申請の場合:平成 22 年 11 月 25 日現在)

区 分 数 申 請 料 金 区 分 数 申 請 料 金

1 229,100 円 6 489,100 円

2 281,100 円 7 541,100 円

3 333,100 円 8 593,100 円

4 385,100 円 9 645,100 円

5 437,100 円 10 697,100 円 (3) 登録試験事業者の区分追加申請手数料

申請手数料 = 63,200 円×区分数 (4) 登録免許税

JNLA 登録申請事業者は、登録を受ける者ごとに登録免許税法(昭和 42 年法律第 35 号)で定 められた登録免許税を納付する義務があります。

JNLA で登録を受ける者は、登録を受ける者ごとに、申請件数 1 件あたり 90,000 円、既に登録 を受けている者は申請件数 1 件あたり 15,000 円の登録免許税を納付する義務があります。

登録を受ける者が同一である場合、国内において本所、支所、センター等の区別なく、先に本所、 支所又はセンターが JNLA 登録を受けている場合には、それ以降の国内の申請に係る登録免許 税は 15,000 円となります。本所、支所、センター等で構成されている組織では、他の本所、支所、 センター等で JNLA 登録を受けていないか十分確認をしてください。ただし、国内で既に JNLA 登 録を受けている者であっても、外国試験事業者として登録を受けようとする場合には、その登録申 請に係る登録免許税は申請件数 1 件当たり 90,000 円となりますので御注意ください。

登録免許税の納付方法は別紙 2 のとおりです。申請前に登録免許税納付の手続きを行い、登 録免許税の納付領収証書を登録免許税納付届(様式 14)に貼付して提出してください。コピーでは なく、必ず納付領収証書の原紙(領収印があるもの)を提出してください。

①工業標準化法第 57 条第 1 項の試験事業者の登録(登録の更新を除く。)

申請件数 1 件につき 90,000 円(既に国内で登録を受けている者については、15,000 円)

(8)

②工業標準化法第 65 条第 1 項の外国試験事業者の登録(登録の更新を除く。)

申請件数 1 件につき 90,000 円(既に外国で登録を受けている者については、15,000 円) 次の登録については、登録免許税は課税されません。

・ 登録免許税法別表 2 に定める法人からの申請に係る登録

・ 登録(外国)試験事業者の登録更新

なお、他の法律で登録されている者であっても工業標準化法第 57 条第 1 項又は第 65 条第 1 項の登録を受ける場合には、申請件数 1 件ごとに 90,000 円又は 15,000 円が課税されます。

(6) 技能試験の料金について

IAJapan が提供する技能試験の参加料金については、毎年度、実施する技能試験の公表に合 わせて明示されます。詳細については IAJapan ホームページにて御確認ください。

(9)

1.3 2 のイの記入要領(様式1)

登録(登録の更新)申請は、試験証明書の発行を行っている試験所が申請の単位です。

既に登録を受けている試験所が、試験方法の区分を追加申請する場合(例えば、試験方法の区 分を 2 区分から 3 区分に増やす場合など)は、追加する区分について新規申請の手続きが必要と なります。

また、既に登録を受けている試験所が、登録された試験方法の区分内で範囲を拡大する場合

(例えば、登録された試験方法の区分内で新たに対応する試験方法を追加する場合など)は、「登 録内容等変更届書」(様式 16)を提出していただくことになります。

この手引き中の様式記入例は「関連する事務所」として「管理担当」と「試験担当」の 2 課室を含 めた試験所をモデルに作成してあります。記入例を参考に、申請試験所、関連する事務所を含む 試験事業者の組織、マネジメントシステムに応じた申請書類を作成し、提出してください。

(1) 「登録(登録の更新)申請書」

登録申請の場合は「登録申請書」、登録の更新申請の場合は「登録の更新申請書」と記載し てください。

(2) 「住所、申請者の氏名又は名称及び法人にあってはその代表者の氏名」

申請者の住所は、主たる事務所(本社、本部、本店等)の住所を記載してください。

申請者の氏名又は名称及び申請者が法人の場合にあってはその代表者の氏名を記載し、 押印してください。

なお、氏名を記載し押印することに代えて、署名でも結構です。

(3) 「工業標準化法第 57 条第 1 項(第 59 条第 1 項、第 65 条第 1 項又は第 65 条第 2 項におい て準用する同法第 59 条第 1 項)の規定に基づき、・・・、別紙書類を添えて申請します。」

申請に応じて不要な条項を削除してください。(次表を参照のこと。) 国 内 試 験 事 業 者

の場合

登録申請

( 追 加 申 請 を 含 む)

工業標準化法第 57 条第 1 項の規定に基づき、下 記のとおり試験事業者の試験所の登録を受けたい ので、別紙書類を添えて申請します。

登録の更新申請 工業標準化法第 59 条第 1 項の規定に基づき、下 記のとおり試験事業者の試験所の登録の更新を受 けたいので、別紙書類を添えて申請します。 外 国 試 験 事 業 者

の場合

登録申請

( 追 加 申 請 を 含 む)

工業標準化法第 65 条第 1 項の規定に基づき、下 記のとおり外国試験事業者の試験所の登録を受け たいので、別紙書類を添えて申請します。

登録の更新申請 工業標準化法第 65 条第 2 項において準用する同 法第 59 条第 1 項の規定に基づき、下記のとおり外 国試験事業者の試験所の登録の更新を受けたい ので、別紙書類を添えて申請します。

(4) 登録を受けようとする「試験方法の区分の名称」

試験方法の区分の詳細は、省令第 1 条ただし書きの規定に基づき経済産業大臣が定める 告示(以下「告示」という。)及び IAJapan のホームページで公表されています。

この公表されている「試験方法の区分の一覧」(JNRP32S10)から、登録を受けようとする試 験方法の区分の名称を記載してください。2 以上の区分を申請するなどの理由から、試験方法

(10)

の区分の記入欄が 1 枚の申請用紙に収まりきらない場合は、申請書の記入欄には、「別紙の とおり」と明記し、別紙(様式 2)に記載してください。

なお、告示又は IAJapan ホームページで公表されていない試験方法について、登録を受ける ことを希望する場合には、事前に IAJapan に御相談ください。

(5) 登録を受けようとする試験方法の区分の「製品試験に係る日本工業規格の番号、項目番号及 び記号」

告示及び IAJapan のホームページで公表されている試験方法の区分の一覧の中から、登録 を受けようとする JIS の番号、項目番号及び記号を記載してください。その際、試験方法規格と、 その試験方法規格を引用する規格を分けて記載してください。試験証明書に記載予定の JIS はすべて記載する必要があります。

登録を受けようとする試験方法の数が多いなどの理由から、試験方法の区分の記入欄が 1 枚の申請用紙に収まりきらない場合は、申請書の記入欄には「別紙のとおり」と明記し、別紙

(様式 2)に記載してください。

申請書のこの欄に記載された試験方法は、その範囲内ではすべての試験項目を行えること が要求されます。したがって、審査の過程で、申請のあった試験の一部について、試験装置を 保有していないなどといった事実が確認された場合は、不適合となります。このため、この欄に 記載する試験方法のうち、一部の試験に限定して実施する場合は、その限定する内容をこの 欄に明記してください。

(6) 「登録(登録の更新)を受けようとする試験所」

試験証明書の発行を行っている事務所の名称等を一つだけ記入してください。 (7) 「関連する事務所」

関連する事務所とは、一つの品質マニュアルで運営される 2 以上の事務所で一連の試験の 業務を実施する場合、試験証明書を発行する業務以外の業務を行う事務所をいいます。

試験所には、試験を実施する部署、試験証明書を発行する部署、それらのマネジメントシス テム運営を管理・支援する部署等がありますが、それらの部署が同一のマニュアルで運営され ている同一の事務所(同一の所在地)にある場合、「関連する事務所」はありません。しかし、一 つの品質マニュアルで運営されている本部と事業所で構成されている試験事業者の場合、例 えば、品質マニュアルは本部で管理しており、試験の実施及び試験証明書の発行を事業所で 実施している場合には、本部が「関連する事務所」となります。

試験証明書を発行する事務所のマネジメントシステムの管理下に、所在地が異なる一部又 はすべての試験を実施する試験室がある場合、この試験室は「関連する事務所」になります。 また、特定の事務所に校正室を設け、各事務所の測定機器を内部校正している場合には、そ の校正室が「関連する事務所」となります。

JNLA は、試験証明書を発行する試験所ごとに登録を受けることができる制度ですが、「関連 する事務所」がある場合にはその「関連する事務所」を特定して申請書に記載し、一つの試験 所として登録を受ける必要があります。

「関連する事務所」の記載にあたっては、「関連する事務所」で実施される業務内容、例えば

「品質マニュアルの管理」、「内部校正」、「試験実施」等について付記してください。

(11)

(様式 1)の記入例 登録申請書(*1)

平成○○年○○月○○日 独立行政法人製品評価技術基盤機構

理事長 殿

住所(*2) 東京都渋谷区東原 1-3-1 申請者の氏名又は名称及び 株式会社製品試験センター 法人にあっては代表者の氏名 代表取締役社長 独法 太郎

工業標準化法第 57 条第 1 項の規定に基づき、下記のとおり試験事業者の試験所の登録を受 けたいので、別紙書類を添えて申請します。

記 登録を 受

け よ う と す る 試 験 方法の区 分

試験方法の区分

の名称 別紙のとおり

製品試験に係る 日本工業規格の 番 号 、 項 目 番 号 及び記号

別紙のとおり

登録を受けようとする 試験所

ふりがな つくばしけんしょ

名称 つくば試験所

ふりがな いばらきけんつくばしまつその 所在地

(郵便番号)

茨城県つくば市松園 1-3-1

(〒305-XXXX) 電話番号 029-861-NNNN 関連する事務所 名称及び所在地 ① 本部品質管理部

(品質システム管理)

東京都○○区××町 1-2-3

○○○ビル 4F

② 第 2 試験室(試験実施)

茨城県○○市△△町 0000 番地

××ビル 3F 別紙書類一覧(*3)

○工業標準化法に基づく登録試験事業者等に関する省令第2条第1項 1 登記事項証明書又はこれに準ずるもの(第1号)

2 製品試験の事業の概要及び業務の実績(第2号イ)

3 製品試験の事業以外の事業を行っている場合は、当該事業の種類及び概要並びに全体の 組織に関する事項(第2号ロ)

4 製品試験の事業に用いる器具、機械又は装置の数、性能、所在の場所及びその所有又は借 入れの別(第2号ハ)

5 製品試験の事業を行う施設の概要(第2号ニ) 6 製品試験の事業を行う組織に関する事項(第2号ホ) 7 製品試験の事業の実施の方法に関する事項(第2号ヘ)

8 製品試験の事業に従事する者の氏名及び当該者が製品試験の事業又はこれに類似する事 業に従事した経験を有する場合は、その実績(第2号ト)

備考:(略) (*4)

(12)

(*1)登録の更新申請の場合は「登録の更新申請書」と記載してください。

(*2)申請者の住所は、登記している主たる事務所の住所を記載してください。

(*3)登録の更新申請において、既に機構に提出している添付資料の内容に変更がないため、その 添付を省略する場合には、「別添書類一覧」の欄の該当する文字を二重線で削除(文字を消 去しない)し、その右欄に「内容に変更がないため添付を省略」と記載してください。

(*4)様式下端の「備考」については、記載の必要はありません。

(13)

(様式 2)の記入例 登録を受けようとする試験方法の区分の別紙

つくば試験室 登録を 受

け よ う と す る 試 験 方法の区 分

試験方法の区分

の名称 ○○○○試験

製品試験に 係る 日本工業規格の 番 号 、 項 目 番 号 及び記号

試験方法規格

JIS ○ ○○○○ ○. (△△法に限る) これを引用する規格

JIS ○ ○○○○ ○. 試験方法の区分

の名称 □□□□□□試験

製品試験に 係る 日本工業規格の 番 号 、 項 目 番 号 及び記号

試験方法規格

JIS ○ ○○○○ ○. JIS ○ ○○○○ ○. これらを引用する規格 JIS ○ ○○○○ ○. 試験方法の区分

の名称 ◇◇◇◇◇◇◇◇試験

製品試験に 係る 日本工業規格の 番 号 、 項 目 番 号 及び記号

試験方法規格

JIS ○ ○○○○ ○. (××法に限る) これを引用する規格

JIS ○ ○○○○ ○. JIS ○ ○○○○ ○. 第 2 試験室

登録を 受 け よ う と す る 試 験 方法の区 分

試験方法の区分

の名称 ○○○○試験

製品試験に 係る 日本工業規格の 番 号 、 項 目 番 号 及び記号

試験方法規格

JIS ○ ○○○○ ○.(◆◆法に限る) これを引用する規格

JIS ○ ○○○○ ○.

(14)

1.4 登録(登録の更新)申請書以外の書類の記入・作成要領 1.4.1 省令第 2 条第 1 項で定める書類

(1) 登記事項証明書又はこれに準ずるもの

登記事項証明書又はこれに準じるものを提出してください。

申請者が外国法令に基づいて設立された法人である場合には、これに準ずるものを提出し てください。

(2 のイ)製品試験の事業の概要及び業務の実績(様式 4)

試験所における製品試験の事業の概要を示す書類を提出してください。その内容がパンフ レット等に記載されている場合は、パンフレット等を提出いただいてもかまいません。また、登録 を申請する試験方法又は類似する試験方法について、申請日の直近 1 年間(前年度の実績で も可)の実績を記入してください。

注) 試験実績については、技術的能力を客観的に確認するために、少なくとも 1 件の実績が 必要となります。この実績については、内部からの発注でも結構ですが、受注から試験証 明書発行までの一連の手続きを含んで試験を実施していることが必要です。

「試験方法の規格番号・試験方法名」欄には、国際規格、国家規格又はこれらに類する規格の 番号、及び特定できる場合には、それらの規格の項目番号及びその試験方法名を記入してくだ さい。JIS 以外の規格について記入する場合は、該当する試験方法の区分の名称を明記してく ださい。

(様式 4)の記入例 イ.製品試験の業務の実績

(平成○○年○○月○日~平成○○年○月○日)

試験方法の規格番号・試験方法名 件数 試験方法の規格番号・試験方法名 件数 JIS Z ****

123

○○○○○○試験方法 JIS A ○○○○の△.△

89

******試験方法

(内訳 つくば試験所) 19

( 第 2 試験室) 70 JIS A ○○○○の△.△

53

◇◇◇◇◇◇◇◇試験方法

(2 のロ)製品試験の事業以外の事業を行っている場合は、当該事業の種類及び概要並びに全体 の組織に関する事項(様式 5)

製品試験事業以外の事業の種類及び概要を示す書類を提出してください。その内容がパン フレット等に記載されている場合は、パンフレット等を提出していただいてもかまいません。

また、試験所の組織的位置付けを含む全体の組織体系図を提出してください。

(2 のハ)製品試験の事業に用いる器具、機械又は装置の数、性能、所在の場所及びその所有又 は借入の別(様式 6)

登録を申請する製品試験の事業を実施するために使用する器具、機械又は装置等について 一覧表を作成してください。試験方法により試験環境の測定・監視が必要な場合は環境測定用

(15)

の機器、試験所で内部校正を行っている場合は内部校正に用いる参照標準、作業標準も該当 します(用語「内部校正」の定義は、IAJapan 測定のトレーサビリティに関する方針(URP23)を御 覧ください。)。

消耗品、一般的な事務機器等についての記入は不要です。

「製造番号」欄には、装置等の製造番号(ロット番号)を記入してください。

装置等に製造番号がない場合は、当該機器等を特定することができる管理番号を記入してくだ さい。

「性能」欄には、当該機器等の測定範囲、精度等の特性を記入してください。

「所在の場所」欄には、当該機器等が設置されている試験所の名称を記入してください。

「所有」欄には、当該機器等を所有している場合は「所有」と、レンタル・リース等により借り入れ ている場合は「借入」と記入してください。

「図中」欄には、次項(2 のニ)の試験事業を行う施設の概要の試験所の配置図(様式6)の機器 等ごとに付してある番号に対応させて、その番号を記入してください。

(様式 6)の記入例

ハ.製品試験の事業に用いる器具、機械又は装置の数、性能、所在の場所及びその所有又は 借入の別

つくば試験所

名称 製造者名 型式 製造番号 数量 性能 所在の場所 所有 図中

○ ○ 試 験

㈱ メ グ ロ 製作所

GPZ- 900R

9612-A10 1 測定範囲:150 mm 精度:0.02 mm

つくば試験所 所有

△ △ 試 験

ア サ カ 技 研㈱

CL72 -UBM AN92

R64B3602 1 試験荷重: 1 kg~50 kg

つくば試験所 所有

◇◇テス トメータ

ハ マ マ ツ テック㈱

YB-1 5760296B 1 C 及び B スケール つくば試験所 所有

☆ ☆ 測 定 装置

㈱コレダ SLDP -39N

S-78009M 1 最大負荷:50 t つくば試験所 借入

第 2 試験室

名称 製造者名 型式 製造番号 数量 性能 所在の場所 所有 図中

○ ○ 試 験

㈱ メ グ ロ 製作所

GPZ- 900R

9612-A24 1 測定範囲:150 mm 精度:0.02 mm

第 2 試験室 所有

△ △ 試 験

ア サ カ 技 研㈱

CL72 -UBM AN92

R64B3688 1 試験荷重: 1 kg~50 kg

第 2 試験室 所有

(16)

(2 のニ)製品試験の事業を行う施設の概要 (2 のニ-1) 試験所の配置図(様式 7)

試験事業を行う部屋を含む敷地内の建屋の配置状況を図示してください。この際、用紙の大 きさに対応した縮尺で記入してください。

(様式 7)の記入例 ニ.製品試験の事業を行う施設の概要

(1-1) 試験所の配置図(つくば試験所)

つくば試験所

○○街道(県道××号線) ○○交差点 N

つくば市立○○小学校

縮尺:1/3000

ニ.製品試験の事業を行う施設の概要 (1-2) 試験所の配置図(関連する事務所)

①本部品質管理部

N ■■

×× ビル 4F

地下鉄○○線××駅 ○○通り

■■

縮尺:1/2000 ②つくば試験所第 2 試験室

N

□□ビル

○○○ ビル 3F

××街道○○交差点

縮尺:1/2000

(17)

(2 のニ-2) 試験室等の機器の配置図(様式 8)

試験事業を行う部屋の機器配置状況の概要を図示してください。

この際、配置図中の装置番号は、前項(2 のロ)試験に用いる装置の一覧(様式 6)の「図中」 欄の番号と対応するようにしてください。

(様式 8)の記入例 ニ.製品試験の事業を行う施設の概要

(2-1) 試験室等の機器の配置図(つくば試験所) 試 験 室 名 物性試験室

縮尺 1/70

ニ.製品試験の事業を行う施設の概要

(2-2) 試験室等の機器の配置図(第 2 試験室)

試 験 室 名 第 2 試験室(○○○ビル 3 階)

縮尺 1/50

(18)

(2 のホ) 製品試験の事業を行う組織に関する事項 (2 のホ-1) 試験所の組織図(様式 9)

申請事業者の試験事業を行う実施責任体制を明確にするために組織体系を図示してくださ い。

この際、次の(2)主要職員名簿の項(様式 10)で記入する、トップマネジメント、技術管理者、 品質管理者及び署名又は氏名の記載・押印する者の組織における位置づけを明確にしてくだ さい。また、登録(登録の更新)申請の対象範囲を明確にするために、該当する範囲を点線で 囲んでください。

(様式 9)の記入例 ホ.製品試験の事業を行う組織に関する事項

(1) 試験所の組織図 組織図

代表取締役社長 独法 太郎

(試験事業者の代表者)

企画管理部

品質管理部[4 名] (関連する事務所) 部長 阿井 上雄

(総括部門品質管理者)

つくば試験所

大阪試験所

企画管理部 総務課[5 名] 部長 加喜久恵子

会計課[3 名]

所長 試験事業部 試験管理課[5 名] 佐志寿世素 事業部長 館 津手都 課長 羽比冨平穂

(トップマネジメント) (記名押印する者) (品質管理者)

事業部次長 奈仁縫寧乃 課長補佐 麻実務芽萌

(記名押印する者の代理) (品質管理者の代理) 製品試験課[12 名]

課長 土建 一郎

注 1) 申請対象 (技術管理者)

課長補佐 繊維 二郎 注 2) マネジメントシステム中の主要職務を( )内に示す。

(技術管理者の代理)

(関連する事務所) 第 2 試験室[4 名] 室長 給水 三郎

(品質管理者の代理)

(技術管理者の代理)

(19)

(2 のホ-2) 主要職員名簿(様式 10)

被選任者が複数の場合は、欄を追加し記入してください。

「職名」欄には、認定を受けようとする試験事業者の試験所における職名を記入してください。

「関連する経験」欄には、関連する業務に従事した経験について従事した期間も含めて記入してください。

(様式 10)の記入例 ホ.製品試験の事業を行う組織に関する事項

(2) 主要職員名簿(つくば試験所) トップマネジメント

氏名 佐志寿世素

職名 所長

関連する経験 平成 18 年~ つくば試験所 所長 技術管理者

氏名 土建 一郎

職名 試験事業部 製品試験課 課長

関連する経験 平成 4 年~ 本部企画管理部 他 平成 11 年~平成 17 年 大阪試験所 試験管理課 平成 18 年~ つくば試験所 製品試験課 課長 技術管理者の代理

氏名 繊維 二郎

職名 試験事業部 製品試験課 課長補佐

関連する経験 平成 5 年~ 大阪試験所 他 平成 12 年~平成 14 年 本部 品質管理部

平成 15 年~ つくば試験所 製品試験課 課長補佐 品質管理者

氏名 羽比冨平穂

職名 試験事業部 試験管理課 課長

関連する経験 平成元年~ 大阪試験所 他

平成 10 年~平成 15 年 本部 企画管理部

平成 16 年~ つくば試験所 試験管理課 課長 品質管理者の代理

氏名 麻実務芽萌

職名 試験事業部 試験管理課 課長補佐

関連する経験 平成 2 年~ 大阪試験所 他 平成 10 年~平成 20 年 本部 品質管理部

平成 21 年~ つくば試験所 試験管理課 課長補佐 署名又は記名押印する者

氏名 館 津手都

職名 試験事業部 事業部長

関連する経験 昭和 60 年~ 大阪試験所 他 平成 6 年~平成 18 年 本部 品質管理部

平成 19 年~ つくば試験所 試験事業部 事業部長 署名又は記名押印する者の代理

氏名 奈仁縫寧乃

職名 試験事業部 事業部次長

関連する経験 昭和 61 年~ つくば試験所 他 平成 6 年~平成 20 年 本部 企画管理部 平成 21 年~ つくば試験所 事業部次長

ホ.製品試験の事業を行う組織に関する事項 主要職員名簿(関連する事務所:本部品質管理部) 総括部門品質管理者

氏名 阿井 上雄

職名 本部 品質管理部 部長

関連する経験 昭和 62 年~ つくば試験所 他 平成 10 年~平成 18 年 つくば試験所 技術部長 平成 19 年~ 本部 品質管理部 部長 主要職員名簿(関連する事務所:つくば試験所 第 2 試験室)

技術管理者の代理、品質管理者の代理

氏名 給水 三郎

職名 つくば試験所 第 2 試験室 室長

関連する経験 昭和 63 年~ (株)製品試験センター勤務 平成 9 年~平成 18 年 つくば試験所 第 2 試験室 平成 19 年~ つくば試験所 第 2 試験室長

(20)

(2 のヘ) 製品試験の事業の実施の方法に関する事項

(2 のヘ-1) 登録を受けようとする試験方法の区分を示す書類

様式2を準用(様式名を「登録を受けようとする試験方法の区分を示す書類」とする)し書類を 作成してください。ただし、登録(登録の更新)申請書の別紙(様式2)を添付されている場合は、 作成の必要はありません。

(2 のヘ-2)品質文書一覧表(様式 11)

申請する試験事業の実施のために必要な品質マニュアル、試験手順書等のマネジメントシス テム文書の一覧表を作成してください。

申請時に、この一覧表に掲載した全てのマネジメントシステム文書を提出する必要はありま せんが、次の(2 のヘ-2)で提出する文書を識別してください。

なお、審査プロセスにおいては、これら以外の文書についても、審査用資料として提出を求 める場合があります。

(2 のヘ-3) 品質マニュアル及び試験手順書等

品質マニュアル及び登録を受けようとする試験区分に係る試験手順書のコピー(両面コピー 可)を提出してください。該当する場合、試験に係る測定の不確かさの見積もり手順書及び不確 かさの評価結果(不確かさバジェット)を提出してください。

(2 のヘ-4) 登録後に発行する標章を付す試験証明書の様式(案)

登録後に発行する標章及び/又は ILAC MRA 組み合わせ認定シンボルを付す試験証明書 の様式(案)を提出してください。

様式(案)では、「JNLA 登録の一般要求事項」(JNRP21)Ⅰ.登録に関する一般要求事項 5.10.2(試験証明書)で要求する試験証明書(記載事項)を明確に識別してください。

なお、標章及び/又は ILAC MRA 組み合わせ認定シンボルは、登録後に IAJapan より提供さ れる清刷を使用する必要があります。様式(案)には、標章及び/又は ILAC MRA 組み合わせ 認定シンボルを付す位置(枠)を示してください。

(様式 11)の記入例 ヘ.製品試験の事業の実施方法に関する事項

文書番号 文 書 名 制定又は最新更新年月日

QM-001-R06 試験所業務品質マニュアル(*) 2014.04.01 PP-0403-R03 文書管理規程 2013.04.01 PP-0408-R02 苦情処理規程 2010.04.01 PP-0411-R04 是正・予防処置規程 2013.10.01 PP-0412-R04 記録管理規程 2013.04.01 PP-0413-R04 内部監査規程 2013.10.01 PP-0502-R03 職員教育訓練・資格付与規程 2013.04.01 PP-0503-R03 試験施設管理規程(*) 2012.04.01 PP-0505-R08 試験装置・機器等管理規程(*) 2014.05.23 PP-0510-R07 試験証明書管理規程(*) 2013.10.01

SOP-001-R2 試験品目取り扱い手順書 2010.04.01 SOP-101-R1 ○○○○試験操作手順書(*) 2006.04.01 SOP-102-R1 ****試験操作手順書(*) 2006.04.01 SOP-103-R1 ◇◇◇◇試験操作手順書(*) 2006.04.01 SOP-104-R1 ▼▼▼▼試験操作手順書(*) 2006.07.01 SOP-105-R1 ◎◎◎◎試験操作手順書(*) 2006.07.01 SOP-201-R2 不確かさの見積もり手順書(*) 2010.04.01

(例)(*)は登録申請時に申請書類として機構に提出している文書に付けてください。これらの文

(21)

書に変更があったときは、登録内容等変更届による届出が必要となります(省令第 2 条第 2 項)。

(2 のト) 製品試験の事業に従事する者の氏名及び当該者が製品試験の事業又はこれに類似する 事業に従事した経験を有する場合は、その実績(様式 12)

試験事業に従事する方(補助者を除く)の氏名及び試験事業に従事した経験について記入し てください。

「主任」欄には、申請に係る試験の実施について責任を有する者に○印を記入してください。

(様式 12)の記入例

ト.製品試験の事業に従事する者の氏名及び当該者が製品試験の事業又はこれに類似する事業に従事し た経験を有する場合は、その実績

主任 氏 名 入社年月日 担当試験業務 申請に係る試験事業の従事の実績

阿藤 明 H4.4.1 ○○○○試験 H4~H7 つくば試験所 試験課

****試験 H8~H17 大阪試験所 試験課

◇◇◇◇試験 H18~ つくば試験所 製品試験課

伊藤 勲 H5.4.1 ▼▼▼▼試験 H5~H12 つくば試験所 試験課

◎◎◎◎試験 H12~H16 大阪試験所 試験課 H17~ つくば試験所 製品試験課

宇藤 潮 H9.4.1 ****試験 H9~ つくば試験所 第 2 試験室

◇◇◇◇試験

江藤絵里香 H13.4.1 ○○○○試験 H13~H17 大阪試験所 試験課

****試験 H17~ つくば試験所 製品試験課 尾藤 興直 H15.4.1 ◇◇◇◇試験 H15~H17 つくば試験所 試験課

H17~ つくば試験所 製品試験課 加藤 和宏 H15.4.1 ▼▼▼▼試験 H15~H17 つくば試験所 試験課

◎◎◎◎試験 H17~ つくば試験所 製品試験課 木藤 煌 H17.4.1 ****試験 H17~ つくば試験所 第 2 試験室

◇◇◇◇試験

工藤 邦雄 H17.4.1 ****試験 H17~ つくば試験所 第 2 試験室

◇◇◇◇試験

1.4.2 その他必要な書類

(1) 「JNLA 登録の一般要求事項の誓約について」(様式 3A)

登録にあたり、試験事業者として「JNLA 登録の一般要求事項(JNRP21)」の該当する事項への 遵守を誓約していただくため、内容を御確認の上、様式 3A の誓約書を提出してください。

(2) 申請案件に関する担当者及びその連絡先等(様式 13)

登録審査業務を適切かつ迅速に実施するため、申請事業者の窓口となる担当者を様式 13 によ りお知らせください。IAJapan(審査チームを含む。)からの連絡は、原則として窓口となる担当者に 行います。

また、登録された後、IAJapan ホームページ等により登録試験事業者を公表する場合に使用す

(22)

る情報として登録試験所の問い合わせ窓口(担当部署名、電話・FAX 等)もお知らせください。 なお、公表を希望しない事項がある場合には、該当する欄にその旨を御記入ください。 (3) 登録免許税納付届(様式 14)

申請事業者は、登録申請される 1 申請ごとに登録免許税を納付し、「登録免許税納付届」(様式 14)に納付領収証書を貼付して IAJapan に提出する必要があります。納付領収証書はコピー等で はなく、登録免許税法の規定に基づき、必ず原紙を提出してください。

(4) 技能試験に関する書類

申請事業者は、登録を受けようとする試験方法の区分において、技能試験に参加した場合は、 技能試験の結果を示す書類又はその写しを提出してください。

また、認定国際基準対応サービスを申込む申請事業者は、登録を受けようとする試験方法の区 分に関わる技能試験参加計画を提出してください。認定国際基準対応サービスの申込みを行わな い申請事業者は、技能試験参加計画を作成した場合は提出(任意)してください。

なお、技能試験参加計画の作成については、「IAJapan 技能試験に関する方針」の該当規定を ご参照ください。

(23)

1.5 登録(登録の更新)申請に対する登録(登録の更新)プロセス 1.5.1 概 要

IAJapanは、申請を受理した後、JNLA登録申請事業者/登録試験事業者が登録基準に適合してい るかを審査します。審査の結果、全ての登録基準に適合していると判断された場合にのみ登録(登 録の更新)されます。審査は、審査チームによって実施されます。まず、審査チームは提出された申 請書類に対して包括的な書類審査を実施します。書類審査で重大な不適合が確認されなければ、 現地審査(試験所における審査)が実施されます。この際、JNLA登録申請事業者/登録試験事業者 は申請範囲内に限り、書類、記録の閲覧や提供、事業区域への立入、職員との面談などの必要な 便宜を図り、協力しなければなりません。協力が得られない場合は登録(登録の更新)できない場合 があります。

なお、すべての登録(登録の更新)プロセスにおいてJNLA登録申請事業者/登録試験事業者から の申し出により、登録(登録の更新)手続きを取り下げ又は中断することができます。ただし、登録

(登録の更新)申請の中断は原則1回限りとし、6か月間を上限とします。 次に登録のプロセスを、順を追って解説します。

注)1. マネジメントシステムの運営状況の確認のため、JNLA登録申請事業者は、実際にマネジメン トシステムを運用し、内部監査及びマネジメントレビューを行った実績が必要です。

2. 審査の過程でIAJapan又は審査チームから是正報告書等の提出が求められる場合や再現地 審査が実施される場合があります。

3. IAJapanに申請書が受理されてから、登録簿への記載及び登録証の交付又は登録拒否書の 交付までの標準処理期間は、150日です。ただし、JNLA登録申請事業者/登録試験事業者側 の回答等の作成期間、是正処置等の実施期間、IAJapan業務の休日等は、処理期間の日数 から除外されます。

(24)

登録(登録の更新)プロセス

IAJapan 登録(登録の更新)申請者

事前準備

審査チームの編成 申請の受付 申請書類の提出

不適合 書類審査 質問書 回答書の提出*1

適合

不適合

現地審査 不適合の確認 サインの取り交わし 適合

審査報告書

有り 不適合等有無 不適合等の指摘 是正報告書等の提出*1

審査報告書

評定委員会の評定

登録(登録の更新)拒否

所長の決定 登録拒否書交付

登録証交付

登録(登録の更新)

登録の公表

*1 質問書に対する回答書又は是正報告書等(懸念事項に対する回答書を含む)の提出期限は

「提出が求められた日から起算して原則30日以内」とします。(期限切れは、次行程に進みま す。)

1.5.2 審査チームの編成

IAJapanは、登録(登録の更新)申請ごとに申請の事業区分に適した1名以上の審査員と、必要に 応じて、技術アドバイザーを、予め資格認定された者のリストから選定し、審査チームを編成します。 審査チームには、審査の全体に責任を有するチームリーダが置かれます。審査チームの規模は、申 請の範囲等を勘案したものとなります。

(25)

審査チームが編成されますと、申請者に審査チームの氏名と所属が通知されますが、審査チーム の編成に対して、審査の公平性を欠くおそれがあるなど正当な理由がある場合には異議を申し立て ることができます。

なお、全ての審査員及び技術アドバイザーには審査において得たすべての情報について守秘義 務が課せられています。

1.5.3 書類審査

審査チームは、申請に必要な書類がすべて添付され、必要な事項が適切に記述されているかどう かの包括的な書類審査を実施します。また、試験の方法や不確かさの見積方法などの技術的事項 についても書面で審査します。

審査チームは、書類審査の結果、申請書類の記載事項に不明な点等がある場合、質問書を送付 しますので、JNLA登録申請事業者/登録試験事業者は質問を受けた日から起算して原則30日以内 に書面で回答してください。期限切れの場合には次工程に進みます。

1.5.4 現地審査

書類審査の後、審査チームは現地審査を実施します。現地審査は、試験事業を実施する試験所 において、「申請に必要な書類に記載された事項が事実かどうか」、「試験事業に用いる設備・施設 等のハード面に問題はないかどうか」及び「試験の技術的能力、マネジメントシステム等のソフト面に 問題がないかどうか」について審査します。審査は、一般的に、JNLA登録申請事業者/登録試験事 業者の品質管理者、技術管理者や試験従事者に対するヒアリングや模擬的な試験作業を観察する 実地試験などの方法で行われます。

なお、申請時に技能試験の実績がないなどの場合、「IAJapan技能試験に関する方針(URP24)」 に基づき、これに代わる一定の条件を満たすことが必要になる場合がありますので、事前にIAJapan にご相談ください。

現地審査の実施に当たっては、審査チームは予めJNLA登録申請事業者/登録試験事業者と合意 の上、現地審査の日程を決定し、審査のスケジュールと共に通知します。JNLA登録申請事業者/登 録試験事業者は、審査チームが主要職員と面談できることを確保しなければなりません。現地審査 の期間は、申請の範囲によりますが、通常2日間程度です。

以下に、現地審査における典型的なスケジュールの例を示します。

◇ 現地審査の典型的なスケジュール 第1日目

○ 開始会合

審査チームは、JNLA登録申請事業者/登録試験事業者と現地審査手順、時間割などを確認 します。

○ マネジメントシステムに係る審査

マネジメントシステムに関する質問が、通常、トップマネジメント、品質管理者及び技術管理者 に対してなされます。同時にマネジメントシステム文書や記録の監査が実施されます。

第2日目

○ 通常、試験方法の区分ごとに1件以上の実地試験の観察が実施されます。同時に技術管 理者又は試験従事者に対して、試験方法、不確かさの見積もり、施設、試験用機器などに関 する質問がなされます。

○ 審査チームリーダによる審査結果の取りまとめ

審査チームのみによる会合が持たれ、審査チームにより審査結果が取りまとめられます。

○ 終了会合

審査チームリーダは、JNLA登録申請事業者/登録試験事業者の代表職員に対して、現地審

(26)

査の結果に関する所見を伝達します。また、審査チームと試験所の代表職員(通常は、品質 管理者)の双方で審査で発見された不適合、懸念事項又はコメントを文書により確認します。

1.5.5 是正処置等

IAJapanは、現地審査終了後、審査チームが取りまとめた現地審査報告書をJNLA登録申請事業 者/登録試験事業者に送付します。確認された不適合については、原則30日以内に是正報告書を、 懸念事項については原則30日以内に回答書を提出してください。不適合に対する是正に30日以上 を要する場合には、是正計画書を提出してください。最終的な是正報告書の提出期限は、最初に是 正報告書の提出を求められた日から起算して原則90日を上限とします。90日を経過しても適切な 是正の完了が確認できない場合には、登録(登録の更新)されないことがあります。

なお、是正の効果及び是正計画の実態を確認する必要がある場合には、再度、現地審査が実施 されます。また、コメントについては是正報告書又は回答書の提出は求められませんが、JNLA登録 申請事業者/登録試験事業による適切な措置が望まれます。

1.5.6 登録(登録の更新)

全ての審査終了後、審査チームはJNLA登録申請事業者/登録試験事業者による是正措置の結 果を含め、審査結果を評定委員会に報告し、評定委員会が審査結果を評定します。評定委員会によ る評定の結果を踏まえて認定センター所長が問題ないと判断すれば、登録事業者として登録簿に記 載され、その証としてIAJapanから登録証が交付されます。登録証には、登録事業者の名称、登録番 号、試験所の名称、試験方法の区分等、申請書に記載された内容が記載されます。この登録証に記 載された内容が登録された範囲となります。

登録証に記載される登録番号は、西暦の下2桁の数字を付し(ただし、1997年から1999年はZ7か らZ9とする。)、更に、0100から始まる4桁の番号を付し、最後に試験所の所在する国名コードを、JIS X0305に従って2桁で付し表記される番号で、一つの試験所に一つの登録番号を付すこととしていま す。同一の試験所で、複数の試験方法の区分の申請や追加申請がある場合であっても、同一の番 号になります。すべての登録区分を廃止する場合にあっては、その登録番号は、以降欠番となりま す。

IAJapanは登録と同時に登録試験事業者の名称及び所在地、登録番号、試験方法の区分等を官 報に掲載します。これに加え、IAJapanは登録事業者等一覧(ダイレクトリ)をIAJapanホームページに 掲載します。

(27)

1.6 登録(登録の更新)申請中の変更について(申請書訂正願)(様式 15)

登録(登録の更新)申請中に登録(登録の更新)申請書(様式 1)又は別紙書類の記載内容 に変更が生じた場合は、登録(登録の更新)申請書訂正願(様式 15)1 通に変更した別紙書類 を添えて提出してください。変更による必要な手続き等の例については、別紙 3(変更内容の例

(1))を参照してください。

氏名を記載し押印することに代えて、署名でも結構です。

なお、代表者から権限委任を受けた者が代表者に代わって手続きを行う場合は、その者が 当該手続きに係る権限委任を受けていることを証明する書類(様式 22:代表者の氏名の記載 及び押印又は代表者の署名が必要)を添付してください。

(様式 15)の記入例 登録申請書訂正願(*1)

平成○○年○○月○○日 独立行政法人製品評価技術基盤機構

理事長 殿

住所 東京都渋谷区東原 1-3-1 名称及び 株式会社製品試験センター 代表者の氏名 代表取締役社長 独法 太郎

平成△△年△月△日付で下記1.のとおり試験事業者の登録の申請をしましたが、下記 2.のと おり申請書記載事項に変更がありましたので、訂正をお願いします。

1.申請内容

記 登録を受

け よ う と す る 試 験 方法の区 分

試験方法の区分

の名称 別紙のとおり(*2) 製品試験に係る

日本工業規格の 番 号 、 項 目 番 号 及び記号

別紙のとおり(*2)

登録を受けようとする 試験所

ふりがな つくばしけんしょ

名称 つくば試験所

ふりがな いばらきけんつくばしまつその 所在地

(郵便番号)

茨城県つくば市松園 1-3-1

(〒305-XXXX) 電話番号 029-861-NNNN 関連する事務所 名称及び所在地 ① 本部品質管理部

(品質システム管理)

東京都○○区××町 1-2-3

○○○ビル 4F

② 第 2 試験室(試験実施)

茨城県○○市△△町 0000 番地

××ビル 3F 2.変更内容

(1)変更事項 品質マニュアルの改訂

(2)変更理由

弊社の内部監査不適合に伴う品質マニュアルの見直しによる改訂

(*1)登録の更新申請の場合は「登録の更新申請書訂正願」と記載してください。

(*2)登録申請書又は登録の更新申請書の該当部分に変更がない場合は、「登録申請書のとおり」 又は「登録の更新申請書のとおり」と記載してください。

参照

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